涼しげな赤
本日は夏向きの赤ワイン2種のご案内です。
1つはアルト・アディジェのスキアーヴァ種、
そしてもう1つはピエモンテのグリニョリーノ種です。
何れも日本市場ではマイナーな品種ですが、
個人的にはスキアーヴァは大好きな品種です。
Grignolino d’Asti 2010 / Marchesi Incisa della Rochetta
先ずはグリニョリーノ・ダスティ2010です。
造り手はモンフェッラート地区に16haの畑を所有する
歴史ある生産者、マルケージ・インチーザ・デッラ・ロケッタ.
画像でも解る通り、色調はかなり薄め
イチゴの様な新鮮な香りで
酸は思ったより緩やか、色調に反して小粒のタンニンが程好くあり
これからの季節にぴったりの薄旨系ワイン!
フレイザ同様日本市場でもう少し認知されればよいのだが・・・
Lago di Caldaro Classico Superiore 2010 / Manincor
続いてスキアーヴァです。
造り手はボルツァーノの優良生産者マニンコール。
色調は透明感ある薄めのルビー色。
香りはグリニョリーノとはまったく違い、しっとり重め。
ボディは軽すぎず重すぎずちょうどいい塩梅。
味わいもバランス良く、終始静かで優しい肌触り。
スキアーヴァ種もピンキリですが
この品種にしてはかなり上品な仕上がり
そして完成度の高いワインだと思う。
以上、