トスカーナの赤
Chianti Classico 2008 / Le Cinciole
先日キャンティ・クラシコ3種試飲してみましたのでご案内いたします。
何れもVIN は2008年で初入荷です。
先ずはパンツァーノ・イン・キャンティを代表する造り手、
レ・チンチョーレです。
有機的な土壌改善を行い飛躍的に品質を向上させたワイナリーです。
味わいはストレートでしっかりとした果実を感じるタイプ。
深みがあり滑らかな印象。
造り込んだ感じがなく、素直に美味しい。
Chianti Classico 2008 / Poggio Amorelli
続いてのカステリーナ・イン・キャンティの造り手
ポッジョ・アモレッリです。
日本初上陸!
カステリーナらしいとても香り高いワイン。
味わいも柔らかく、酸とのバランスも良い。
チンチョーレに比べ複雑味もあり余韻も長い。
3本中CPは一番高いです。
Chianti Classico 2008 / Tenuta Bibbiano
こちらも同じくカステリーナ・イン・キャンティの造り手、
テヌータ・ビッビアーノです。
昨年11月に行われた【The Italian Wine Masters 】という
イベントに参加した際、試飲してとても気に入った生産者です。
当時は輸入業者は決まっておらず、会場にいた知り合いの
輸入業者さんがこの生産者に目を付けていたのを思い出します。
味わいは、透明感があり個人的には3本中1番好きなタイプ。
派手さはないですが、しなやかな酒質は
カステリーナのお手本の様なワインですね。
総評
初日はアモレッリ
2日目以降はチンチョーレ、
総体的にみて、完成度・CP・個人的嗜好・客観視を含め
テヌータ・ビッビアーノをおすすめします。