トスカーナの白・赤

Rosse in Bianco 2008 / Maurigi
先月、マウリージの新入荷ワインを試飲しましたのでご紹介します。
そもそもマウリージ社はシチリアのピアッツァ・アルメリーアの地に
葡萄畑Tenuta di Budonettoを再興させワイン造りを
成功させたワイナリーですね。
今回は新たな挑戦として、フィレンツェから程近い
モリーノ・デル・ピアーノに新しい葡萄園
Tenuta del Castello di Torre a Decima を購入し
ワイン造りを開始しました。
今回ご紹介の2種は、黒ブドウのサンジョヴェーゼから
造られる白ワインと、
2008年のサンジョヴェーゼ50%+2004年のプチ・ヴェルド50%
をブレンドさせたNVの赤ワインです。
白ワインの色調は薄く緑がかった麦わら色。
香りは熟した黄桃や柑橘系を若干感じますが
弱いフレーバーです。
果実味ものっていて、アルコール感もあるのですが
なぜかピンとこない・・・
アフターのほろ苦感・・
サンジョヴェーゼ100%???
決して華やかなワインではなく、あくまでも地味です。
サンジョヴェーゼ種の白、
面白いワインですね~。
1000円切ってのご案内です。
是非、体験してください。
在庫少
次回入荷11月頃予定。
赤は濃い目のガーネット色。
熟した赤い果実やスパイス香。
甘みと乾いたスパイスのようなニュアンスを感じます。
複雑味のある赤ワインですね。
COS に似たずんぐりとしたボトル形状が面白いです。
赤は在庫がなくなり次第終売です。

Cinquanta NV / Maurigi