サルデーニャの白・赤
本日はサルデーニャの新入荷ワイン、
ティヌーリの2種を試飲してみます。
サルデーニャ島、北西の港町、アルゲーロにある畑で栽培された
ヴェルメンティーノとカンノナウを用いて醸造される
ミネラル一杯のワインです。
Vermentino di Sardegna 2011 / Tinnuri
先ずは白のヴェルメンティーノ!
全体的には柔らかい柑橘系の味わいで、
香り控えめ、一見地味。
抜栓したては豊富なミネラルの陰に酸が隠れ、
締りのないボヤけ感もあります。
中盤以降は徐々に安定したまとまりを見せ
とくに2日目以降本領発揮です!
メリハリのある派手な酒質ではありませんが、素晴らしい味わい!
レストランさんのグラスワインに最適だと思う。
Cannonau di Sardegna 2010 / Tinnuri
続いて赤のカンノナウいきます。
正直、あまり好きな品種ではありません・・・
この品種特有の湿っぽいマッタリ感はさほどなく、
酸も良好です。
血や鉄っぽいニュアンスも感じられ
スパイシーでとても複雑。
白赤共に4日目までひっぱりましたが
タレるどころかどんどん旨みが上昇しますね。
この手のワイン、好き嫌いが明確にでますが
是非オススメしたい1本です!
試してください。
以上、